現在、大学を取り巻く環境は、大きく変わってきています。
18歳人口は確実に減っているにもかかわらず、30年前に比べると、今の大学生の数は現在の親世代より100万人近く増えていることになります。しかしながら、大卒求人に関しては、同じようには増えていないという現実があり、当然のことながら、大学は出たけれど就職先が見つからないという学生が出てくる現状があります。
今、私たちが学生に対して出来ることは、企業の中で生きていく力とともに、自分自身の力をいかに高めていくか?ということをサポートすることです。
そのためには、学業とともに、キャリア形成のための時間を十分に作り出すことが重要だと考えています。
出典:大学進学率、大学・短期大学数は学校基本調査、出生人数は人口動態統計より
1955年に7.9%だった大学進学率は2009年には50.2%へと上がっています。
いまや、大学全入時代と言われ、2人に1人が進学をする時代となりました。
そのため、大学教育を受けるにあたって不足している学力を補うために教育を行う必要性が生じてきました。
事前に準備をして意義ある4年間を過ごせるようにサポートすることにより、大学を中退する学生を防ぐことにも効果があります。
大学進学のために行った教育を基にリメディアル教育でもお役に立つことができます。
キャリア教育では、自分自身の専門的な能力・資質を見出し、自分らしく生きる力を身に付けてもらうことを優先的に考えています。
これからの時代において、終身雇用の制度が崩壊するなか、自分自身がどのような力を持って人生を歩むか、それを早期より考えて本質的な力を身に付けるということを教えていきます。
弊社は、長年にわたり大学生のキャリア教育に携わってきました。
また、社会人教育、高校生、中学生など広い範囲において、その年代に必要な生き方、働き方を見つめキャリア教育を進めてまいります。